内閣府「就業・年金等分野に係る基本的施策」における高齢社会対策大綱では少子高齢化が急速に進展し労働力人口が減少する中、経済社会の活力を維持するため、意欲と能力のある高齢者がその知識と経験を活かし、65歳以上であっても経済社会の重要な支え手、担い手として活躍できるような社会を目指す、と方針が示されています。
しかし、図のグラフのとおり社会実情はシニア人材の処遇や役割の変化にまだ対応できず、特に雇用側である企業においての取り組みは発展途上といえるのではないでしょうか。
もちろん就業者自身のリタイア後に向けての意識と知識の向上も欠かせません。
そこで“ステップ2.5コンソーシアム”は、プレシニアが活躍する社会作りを目指し、
1.プレシニアの能力向上に向けマインドチェンジやスキルアップ、ノウハウ取得機会の提供
2.プレシニアの位置付け変革を目指す、調査やマーケティング等の商品・サービスの開発支援
3.プレシニアに関連する課題を明確化し、社会に発信
を目的とした活動を開始しました。
65歳以上の労働力人口と就業率の推移
人生を4つのステップに分かれた大きな弧を描く虹に例えると、定年退職前後は社会で活躍する第2期から自分を見つめ直す第3期への移行期間、まさに虹の頂点に差し掛かる段階に当たります。
ステップ2.5ではこの時期に、自分なりの豊かな道を見つけるための足がかり”ステップ”を創出してプレシニアを支援します。
「生涯現役」を、安心して明るく、
世代間共創できる人材や社会を創造する。